レオナルド・ダ・ヴィンチ 伝説と実像と (講談社学術文庫)

552 TWD
Member Price
497

Product Description

「天才」と呼んだ瞬間に見えなくなる、本当のすごさがわかる!

絵画・彫刻・建築・土木・軍事……多岐にわたるその仕事は、しかしほとんどが未完に終わった。
彼が生きた同時代において、その名声はかならずしも高いものではなかった。
後世にも驚異をもたらすその着想は、実は彼一人の独創ではなく、先達の知見を踏まえてのものだった。

では「天才」というのはまったくの虚像だったのか?
いや、そうではない。
現代の美術史研究による精緻な分析によって、まったくあらたな、一人の類い希なる表現者の姿が立ち上がる!

「フレスコ画を描かない画家」だったということにはじまり、ルネサンス期のイタリア各地を転々とする、苦闘と挫折に満ちた創作の人生を追いながら、神格化されたレオナルド像の向こうにある、真価を見いだそうとする試み。

夢想家〈ファンタジスタ〉レオナルド・ダ・ヴィンチの実像をたずねる、スリリングで発見に満ちた探究の美術史!

*本書の原本は、2003年に角川書店より『レオナルド・ダ・ヴィンチという神話』として刊行されました。

【本書の内容】
序 章 神格化されたレオナルド
第一章 フレスコ画を描かない画家
 一 システィーナ礼拝堂の壁画に参加しなかったレオナルド
 二 ヴェロッキオ工房で修業したこと、しなかったこと
 三 超えられない先輩ボッティチェッリ
 四 ≪東方三博士の礼拝≫―先達への挑戦
第二章 新天地ミラノでの活動
 一 ミラノ着任の経緯
 二 素描リストの意味
 三 技師・発明家・建築家としての真価
第三章 宮廷芸術家の立場と活動
 一 舞台美術家としてのレオナルド
 二 音楽家・楽器製作者としてのレオナルド
 三 スフォルツァ騎馬像制作
第四章 最後の晩餐
 一 ついに勝ち得た最大の好機
 二 ドラマの表現を完成させたレオナルド
 三 成功と悲運
第五章 夢想家(ファンタジスタ)レオナルド
 一 フィレンツェ帰還
 二 ≪ジョコンダ(モナ・リザ)≫と晩年のレオナルド
 三 絵画による世界の完全な視覚化を目指して
参考文献・図版出典一覧
図版目録
あとがき

絵画・彫刻・建築・土木・軍事…多岐にわたる構想のほとんどは未完に終わった。驚異的な着想は実は独創ではなかった。だが、「万能の天才」伝説の向こうには、ルネサンスという時代を突き抜けようと苦闘した、類まれなる表現者の姿が確かにある!名作の細部や素描などを精緻に分析し、夢想家レオナルドの実像を描き出す、スリリングな美術史探究。

Available to Order

Usually dispatches within 3-4 weeks

While every attempt has been made to ensure stock availability, occasionally we may run out of stock at our stores.

Free domestic shipping on orders over 1,000TWD

Discount is applied at checkout.

Recently Viewed Items

Related Products