みんな彼女のモノだった-奴隷所有者としてのアメリカ南部白人女性の実態奴隷所有者としてのアメリカ南部白人女性の実態

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奴隷制時代の研究では、南部社会を動かしたのは男性であったとされてきた。白人であっても、女性は市民(市民権を行使する構成員)としては「社会死」に近い状態であったというコンセンサスが、学術界にもあったのである。このコンセンサスに対して、著者は本書を通じて異議を唱える。すなわち、奴隷を所有する家庭に生まれ、幼少時から自分の奴隷を所有していた白人女性は、奴隷制度の維持・発展に寄与した「共犯者」であった。「彼女たちにとって、奴隷制度は自らの自由を意味した。奴隷経済に積極的に関与して投資をし、黒人の隷属を維持することを通じて、自分たちの自由を切り拓いた」

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