アート作品を「買う」人の数が極めて少ない、地域のアートフェスに地元の人が参加しない、そして何より、アートを絡めた事業がビジネス界に根付いていない。残念ながら、アートに関して日本は世界から「周回遅れ」である。しかし一方で美術展の根強い人気や日本が世界に占めるGDPなどを踏まえると、その伸びしろは大きい。スポーツや音楽と同じように、アートを自社のビジネスに絡める企業が当たり前の存在になりつつもある。そうした今の日本において、アートを事業にするメリットはどこにあるのか。ビジネスに生かして成功するには何を知っておくべきか。世界標準のアート産業を日本に普及すべく活動する著者が、理屈と数字と事例を駆使して具体案を届ける。