看護生理学

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既刊『新版 生理学(メディカルスタッフ専門基礎科目シリーズ)』を基にしつつ、対象を看護学生に絞って編んだものである。内容については、高いレベルの生理学知識を平易にしかも系統的に記述するという方針は変えておらず、看護実践者においても十分活用できる。
編者は、長年にわたり高校を卒業したばかりの看護学生に生理学を教えてきたが、生理学と専門の看護学の間に隔たりがあるため、生理学に対して興味を失う学生が少なからずいることを実感した。この隔たりをなくすため、本書では「成長と老化」という章を設け、胎児から老人までのそれぞれのライフステージの生理機能の特徴を記載した。これにより、看護専門分野の母性看護学、小児看護学、成人看護学、老年看護学との関連性が理解できるはずである。また、看護と生理学との関係を意識させるために、臨床で必要な知識・技術に関する知見をコラムに追加した。
第1章 生理学の基礎
1 細胞とその環境
 1.1 生命の基本単位
 1.2 生体の機能的構成
2 恒常性の維持と調節機構
 2.1 恒常性の維持
 2.2 調節機構
3 細胞の機能的構造
 3.1 細胞膜
 3.2 細胞内小器官
 3.3 核
4 核酸と遺伝子
 4.1 核酸の種類と構造
 4.2 DNAと遺伝子
 4.3 遺伝情報の複製
 4.4 タンパク質合成
 4.5 ヌクレオチドの代謝
 4.6 遺伝的異常
5 幹細胞と再生医療
 5.1 幹細胞とは
 5.2 ES細胞
 5.3 iPS細胞
 5.4 iPS細胞の臨床応用
問 題

第2章 神経系の基本的機能
1 神経細胞
 1.1 神経細胞の構造
 1.2 神経接続の基本的構成
 1.3 神経細胞のイオン組成と細胞膜の構造
 1.4 神経の静止電位
2 神経信号の発生
 2.1 活動電位の発生
 2.2 閾膜電位と全か無かの法則
 2.3 相対不応期と絶対不応期
3 神経信号の伝わり
 3.1 有髄神経と無髄神経
 3.2 興奮の伝導(活動電位の伝導)
 3.3 神経伝導速度
4 神経の連絡と神経信号の伝達
 4.1 シナプス伝達
 4.2 興奮性シナプスと抑制性シナプス
 4.3 神経伝達物質
 4.4 シナプスの性質
 4.5 シナプス接続と神経回路
問 題

第3章 神経系の機能
1 概要
2 末梢神経系
 2.1 脳神経
 2.2 脊髄神経
3 自律神経系
 3.1 交感神経系
 3.2 副交感神経系
 3.3 自律神経系の化学伝達物質とその受容体
 3.4 自律神経節後線維の神経終末部
 3.5 自律神経系による内臓支配
 3.6 内臓求心性線維
 3.7 自律機能の反射性調節
4 中枢神経系
 4.1 脊髄の構造と機能
 4.2 脳の構造と機能
5 睡眠と覚醒
 5.1 脳波
 5.2 睡眠・覚醒
6 学習と記憶
 6.1 陳述記憶
 6.2 手続き記憶
 6.3 学習と記憶のメカニズム
 6.4 臨界期
問 題

第4章 感覚の生理 
1 感覚総論  
 1.1 適刺激、様式 
 1.2 刺激の強さと感覚の大きさの関係 
 1.3 受容変換部位
 1.4 色々な条件下での感覚
2 体性感覚・内臓感覚 
 2.1 皮膚感覚
 2.2 深部感覚  
 2.3 内臓感覚 
 2.4 痛覚と痒み   
3 化学感覚(味覚、嗅覚)
 3.1 味の種

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